スピーカーのホコリづまりを安全に掃除する方法
通話中に「声がこもってる」「聞こえにくい」と言われたり、音楽や動画の音がなんだかくすんで聞こえたり。プールや水回りに近づいた記憶がないなら、それは水ではなく、スピーカーやマイクの網目に入り込んだホコリやポケットの中の糸くずが原因かもしれません。
実はとてもよくあるトラブルで、正しい方法さえ知っていれば自宅で安全に直せることがほとんどです。針を刺したり圧縮空気を吹きつけたりする前に、まずは落ち着いてこのガイドの手順を順番に試してみてください。
水によるトラブルとの見分け方
水没直後は音がバリバリと割れて聞こえたり、まったく音が出なくなったりすることが多く、充電口周りが濡れているなど心当たりがあるはずです。一方でホコリづまりの場合は、水に触れた覚えがないのに音量が小さい、こもって聞こえる、通話相手から「くぐもって聞こえる」と言われる、といった症状がじわじわと進むのが特徴です。
- 明るい場所でグリル(網目状の穴)を覗くと、綿ぼこりや繊維くずが目視できることが多い
- デニムのポケットやカバンの中で長く使っていた、あるいはケースを外して持ち歩くことが多い
- 水濡れの心当たりがまったくない
- スピーカーだけでなく通話用マイクの感度が落ちている場合もある
塩水やプールの水に浸かった可能性がある場合は、内部の腐食につながることがあるため、このあとの掃除方法を試しても改善しなければ早めに正規のサービスプロバイダに点検してもらうと安心です。
安全なホコリの取り方 基本の手順
用意するのは、未使用の柔らかい歯ブラシか毛先の細い小さな絵筆、そしてセロハンテープか壁掛け用の粘土状パテ(ブルタック)だけです。特別な道具や薬剤は一切必要ありません。
- 部屋の明かりを明るくするか、スマホのライトを当てて穴の中がよく見える状態にする
- 乾いたブラシの毛先だけを使い、グリルの表面を軽くなでるように払う
- 力を入れてこすらず、あくまで表面のホコリをかき出すつもりで動かす
- テープの粘着面かパテを穴にそっと押し当て、数秒置いてからゆっくり剥がして絡んだ繊維を持ち上げる
- 一度で取り切ろうとせず、ブラッシングと粘着による吸着を数回繰り返す
この工程はスピーカーだけでなく、通話用マイクの穴にも同じように行えます。マイクは特に細かいため、優しく丁寧に扱うことを意識してください。
音の振動で奥のホコリまで浮かせる
ブラシやテープが届くのはあくまで表面付近までで、グリルの奥深くに入り込んだ細かい粉じんは目で見て取り除くのが難しいことがあります。そこで役立つのが、精密に調整された音の周波数でグリルそのものを細かく振動させ、こびりついたホコリを浮かせて緩める方法です。
Eject ProはもともとスピーカーやマイクからXの水を押し出すためのアプリですが、同じ仕組みを使ったクリーニングサイクルを備えており、無料でダウンロードして広告なしで使えます。専用の周波数を再生してスピーカーとマイクの膜を優しく震わせ、奥に入り込んだ繊維や粉じんを表面に浮かせてくれるので、そのあとにもう一度ブラシで払うと驚くほどきれいになることがあります。
絶対にやってはいけないこと
焦る気持ちから逆効果な方法を試してしまいがちですが、以下は避けてください。
- 安全ピン、針、SIM取り出しツールなどの硬く尖ったものを網目に差し込む(内部の膜を傷つけたり穴を広げたりする恐れがあります)
- エアダスターなどの圧縮空気を穴に真正面から強く吹きつける(ホコリを逆に奥へ押し込んだり、スピーカーの薄い膜を破損させたりする可能性があります)
- 水や中性洗剤、アルコールスプレーなどの液体を吹きかける、または垂らす
- 乾いたホコリづまりに対して米に入れる、ドライヤーの熱風を当てるなどの加熱・乾燥処置(ホコリの場合はそもそも乾燥は不要で、熱は内部部品を傷める原因になります)
- イヤホンやAirPodsを耳に入れたまま大音量でクリーニング用の音を鳴らす(必ず耳から外すか、装着したままなら中〜小音量にとどめてください)
詰まらせないための日常のお手入れ
一度きれいにしたあとは、再びホコリが溜まりにくい習慣を続けることが一番の予防になります。
- デニムやコートの内ポケットなど、糸くずの出やすい場所への直入れを避ける
- グリル部分を覆いすぎないシンプルなケースを使い、穴の周りにホコリが溜まっていないか時々確認する
- 数週間に一度のペースで、乾いたブラシによる軽いお手入れを習慣にする
- 音がこもってきたと感じたら、悪化する前に早めにケアする
音がこもる、聞こえにくいと感じたら、無料でダウンロードできるEject Proのクリーニングサイクルを一度試して、スピーカーとマイクをすっきりさせてみましょう。
App StoreでダウンロードFAQ
スピーカーの音がこもるのはホコリが原因ですか、それとも水が原因ですか?
水に触れた覚えがなく、症状が徐々に悪化してきたならホコリが原因である可能性が高いです。水没直後なら音が割れる、音が出ないといった急な変化が起きやすく、見分けの目安になります。
安全ピンや針でスピーカーの穴を掃除してもいいですか?
おすすめできません。硬く尖ったものを差し込むと内部の薄い膜を傷つけたり、ホコリをかえって奥に押し込んでしまったりする恐れがあります。
エアダスター(圧縮空気)でホコリを吹き飛ばしても大丈夫ですか?
穴に真正面から強く吹きつけるのは避けてください。ホコリを奥へ押し込んだり、スピーカーの膜にダメージを与えたりすることがあります。
通話相手に声が聞こえないと言われるのもマイクのホコリづまりが原因ですか?
はい、よくある原因のひとつです。スピーカーと同じように、ブラシと粘着による掃除、そして振動を使ったクリーニングが有効です。
Eject Proはどうやってホコリを取り除くのですか、また無料ですか?
精密に調整された音の周波数でグリルを細かく振動させ、奥に入り込んだ粉じんを表面に浮かせる仕組みです。無料でダウンロードでき、広告も表示されません。