「液体が検出されました」が出たときの正しい対処法

充電しようとしたら「Lightningコネクタで液体が検出されました」や「充電できません」という表示が出て、驚いた人も多いと思います。まずお伝えしたいのは、これは端末が壊れたという意味ではなく、iPhoneが自分自身を守るために充電をいったん止めているだけだということです。落ち着いて正しい手順で乾かせば、ほとんどの場合は数十分から数時間で元通りになります。

焦って何度も充電を試したり、ドライヤーやお米に頼ったりすると、かえって状況を悪化させることがあります。ここでは、iPhoneのポートに入り込んだ水分を安全に抜く方法と、やってはいけないことをまとめました。順番に読みながら、今すぐできることから試してみてください。

「液体が検出されました」とは何が起きているのか

Lightningコネクタのピン同士が水分でつながると、電気が本来とは違う経路を流れてしまい、内部の腐食やショートにつながることがあります。iPhoneはポート内のセンサーで湿気を検知すると、充電やアクセサリーの接続を一時的にブロックして、この事態を未然に防いでいます。

つまりこの警告は故障のサインではなく、故障を防ぐための安全装置が正しく働いている証拠です。表示された時点で内部にダメージが生じているとは限らないので、まずは落ち着いて水分を取り除くことに集中しましょう。

水を安全に抜くための手順

警告が出たら、まずケーブルを抜き、無理に充電を続けようとしないことが大切です。「このまま充電する」といった強制オプションが表示されても、ポートが濡れている間は選ばないようにしてください。

目に見える水滴が落ちたら、乾いた柔らかい布でポートの入り口をそっと拭き取ります。ティッシュや紙タオルの繊維、綿棒はポートの中に入り込みやすく、逆に湿気を閉じ込めてしまうことがあるので、内部には入れないようにしましょう。

音の力でポートの奥の水分を追い出す

表面の水滴を落としたあとも、ポートの奥やスピーカーグリルの隙間には目に見えない水分が残っていることがあります。ここで役立つのが、特定の周波数の音でスピーカーの膜を振動させ、水を物理的に押し出す方法です。

Eject Proは無料で使える広告なしのアプリで、iPhone専用に調整された周波数の音を鳴らし、スピーカーやマイク、ポート付近に残った水分を振動で追い出す手助けをしてくれます。使うときはポートやスピーカーを下向きにした状態で再生し、下に置いたタオルの上に水滴が落ちるのを確認すると安心です。

イヤホンやAirPodsを装着したまま音を鳴らす場合は、耳への負担を避けるため必ず中くらいの音量にとどめてください。大音量は聴覚を傷つけるおそれがあります。

やってはいけないこと

水濡れトラブルでは、良かれと思ってやったことが逆効果になるケースがとても多いです。次のようなことは避けてください。

乾くまでの時間とワイヤレス充電

多くの場合、風通しのよい室内に置いておくだけで30分から数時間ほどで水分は自然に蒸発し、警告は表示されなくなります。急に温度を上げたり密閉した容器に入れたりせず、常温の乾いた場所で待つのが一番の近道です。

有線での充電がブロックされている間も、対応しているモデルであればワイヤレス充電器は問題なく使えます。ケーブルを挿したいのを我慢できないときは、ポートが乾くまでワイヤレス充電で電池を保つのもひとつの方法です。

こんなときは無理せず点検を

数時間から半日ほど乾燥させても警告が消えない場合や、ケーブルを抜くたびに同じ表示が繰り返し出る場合は、ポートの奥に水分や汚れが残っている可能性があります。

特に海水やプールの水、洗剤の入った水に触れたあとは、真水にはない腐食成分が残ることがあるため、自己判断で使い続けずApple正規サービスプロバイダや正規店での点検を受けることをおすすめします。

水分を早く安全に追い出したいときは、無料で広告のないEject Proをダウンロードして、専用の周波数でポートをすっきりさせてみてください。

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FAQ

「液体が検出されました」と出たのに濡らした覚えがありません。なぜ表示されるのですか。

ポケットの中の汗や湿気、浴室での使用、結露などわずかな水分でも反応することがあります。センサーはとても敏感なので、心当たりがなくても表示されることは珍しくありません。

警告を無視して「このまま充電する」を選んでも大丈夫ですか。

ポートが濡れている間はおすすめできません。水分がある状態で通電するとピンの腐食やショートにつながるおそれがあるため、乾いたことを確認してから充電してください。

乾くまでどのくらいかかりますか。

多くの場合は30分から数時間ほどで自然に乾き、警告は消えます。湿度が高い場所では半日ほどかかることもあります。

ドライヤーで乾かしてもいいですか。

温風は避けてください。内部の部品や接着剤に熱でダメージを与えるおそれがあるため、常温の風通しのよい場所で自然乾燥させるのが安全です。

お米に入れておけば早く乾きますか。

効果は確認されておらず、むしろ米粉やほこりがポートに入り込んで湿気を閉じ込めてしまうことがあります。お米は使わず、自然乾燥と軽いタップで対応してください。