スマホを洗濯機で洗ってしまったときの落ち着いた対処法

洗濯機を回し終えてポケットにスマホが入ったままだったと気づいたときの、あの一瞬ヒヤッとする気持ちはよくわかります。しかも今回はただの水しぶきではなく、洗剤とお湯、そして脱水の遠心力までかかった本格的な水濡れです。焦る気持ちは当然ですが、この記事の手順どおりに落ち着いて対応すれば、決して手遅れではありません。

実際、洗濯機に丸ごと入ってしまったスマホでも、正しく乾かして早まって電源を入れなければ、そのまま問題なく使い続けられているケースはたくさんあります。大切なのは今この瞬間に何をするか、そして何をしないかです。順番に見ていきましょう。

なぜ洗濯機での水濡れは特別に注意が必要なのか

コップの水をこぼした程度と、洗濯機を一回転させてしまった場合とでは、スマホが受けるダメージの深刻さがまったく違います。洗濯機の水には温かいお湯や熱が加わっていることがあり、さらに洗剤の成分が内部の細かな隙間にまで入り込みやすく、そのうえ脱水の高速回転で水分が本体の奥まで押し込まれてしまいます。

つまり今回のケースは、単なる防水テストではなく、熱・洗剤・圧力という3つの要素が重なった、スマホにとってかなり厳しい状況だと理解しておくことが大切です。だからこそ、これから紹介する手順をひとつも飛ばさずに、慎重に進めてほしいのです。

見つけた瞬間にすること

スマホを取り出したその場で、まず確認してほしいのは電源の状態です。画面がついているなら、そのまま操作を続けず、すぐに電源を落としてください。反応を確かめたくなる気持ちはわかりますが、通電した状態で内部に水分が残っていると、腐食やショートのリスクが高まります。

洗濯機の中には洗剤や柔軟剤の成分が溶けた水が残っていたはずなので、本体の表面には薄い膜のように成分が残っていることがあります。清潔な布を水でごく軽く湿らせて外側をそっと拭き、そのあとすぐに乾いた布でしっかり水分を押さえるように拭き取ってください。ゴシゴシこすらず、ボタンの隙間やイヤホンジャックなどの開口部に水を押し込まないよう優しく扱うのがポイントです。

時間をかけてしっかり乾かす

ここが一番我慢のいる工程です。電源を入れたい気持ちを抑えて、電源を切ったまま風通しのよい室内に置き、じっくり自然乾燥させてください。目安としては数時間ではなく、半日から丸一日、できればそれ以上の時間をかけるくらいの気持ちでいるとちょうどいいです。

急いで乾かそうとして熱を加えるのは逆効果です。内部にわずかでも水分が残ったまま焦って通電したり、次のセクションで説明するような加熱を試したりすると、せっかくの乾燥期間が台無しになってしまいます。

音の力で細部の水分を追い出す

表面がしっかり乾いても、スピーカーの網目やマイク穴、充電ポートの奥には目に見えない水滴が残っていることがあります。ここで役立つのが、精密にチューニングされた音の振動を使って水を弾き出す方法です。

Eject Proは無料で使える広告なしのアプリで、スピーカーやマイクの構造に合わせた周波数の音を鳴らし、その振動によって細かな隙間に残った水を表面へと押し出してくれます。使い方はシンプルで、スマホのスピーカー面を下に向けた状態でアプリを起動し、音を再生するだけです。外側が完全に乾いたと感じたタイミングで一度試してみると、音のこもりやマイクの反応の違いに気づきやすくなります。

イヤホンやAirPodsも同時に濡れてしまった場合は、耳から少し離した状態か、耳に入れる場合は控えめな音量から始めるようにしてください。大きな音量でいきなり鳴らす必要はありません。

やってはいけないこと

よく耳にする対処法の中には、実はあまり効果がなかったり、かえって状態を悪化させてしまったりするものがあります。ここでしっかり整理しておきましょう。

どれも「早く元通りにしたい」という気持ちから試したくなるものですが、今回のように洗剤とお湯、脱水がそろった深刻な水濡れでは、焦らずじっくり乾かすことが結果的に一番の近道になります。

電源を入れたあとに気をつけたいこと

十分に乾かしたあとで電源を入れ、無事に起動できたとしても、それで完全に安心というわけではありません。洗濯機を一回転してしまったというのは、熱・洗剤・水圧の三重の負荷がかかった状態なので、今後しばらくは様子を見ておくことをおすすめします。

とくに水がバッテリー周辺にまで達していた可能性がある場合は、見た目に問題がなくても、一度専門家に点検してもらうと安心です。とはいえ、正しく乾かして焦らず対応したスマホの多くは、そのまま問題なく使い続けられています。今できることを丁寧にやれば、十分に良い結果につながる可能性は高いはずです。

Eject Proは無料でしかも広告なしのアプリなので、外側がしっかり乾いたら一度App Storeからダウンロードして、チューニングされた音でスピーカーとマイクの水を優しく追い出してみてください。

App Storeでダウンロード

FAQ

洗濯機で洗ったスマホは電源が入るか確認してもいい?

いいえ、濡れているうちに電源を入れたり操作を試したりするのはおすすめできません。内部に水分が残ったまま通電すると、ショートや腐食が進む可能性があります。すでに電源が入っている場合はすぐに電源を切り、あとはしっかり乾かすまで待ってください。

お米に入れて乾かすのは効果がある?

よく知られた方法ですが、実はあまり効果がなく、お米の粉やホコリが充電口やスピーカーの隙間に入り込んでしまうこともあります。乾燥剤(シリカゲル)と一緒に風通しのよい場所で自然乾燥させるほうが安全です。

ドライヤーで乾かしても大丈夫?

温風・熱風はバッテリーや内部の接着剤、画面のシール材にダメージを与えるおそれがあるため避けてください。ドライヤーだけでなくオーブンやヒーター、ストーブの近くに置くのも危険です。常温の風通しで自然に乾かすのが基本です。

どれくらい乾かせば充電しても安心?

目安として最低でも半日から1日、可能であれば24時間以上、電源を切ったまま風通しのよい場所に置いてください。焦って早めに充電を試みると、内部にわずかに残った水分でトラブルが起きることがあります。

洗剤や柔軟剤の匂いが心配な場合は?

洗剤や柔軟剤の成分が表面に残っていることがあるので、清潔な布を水で軽く湿らせて外側を優しく拭き、そのあとしっかり乾いた布で水分を拭き取ってください。本体の隙間から水を押し込まないよう、こすらず優しく扱うことがポイントです。